2022年のNHKの大河ドラマは、「鎌倉殿の13人」に決まりました。
鎌倉幕府を開いた源頼朝を支えて、武士の頂点まで上り詰めた北条義時(ほうじょう よしとき)などの姿を描きます。
脚本は三谷幸喜さんが担当します。
主演は、小栗旬さんで、 鎌倉幕府の第2代執権・北条義時(ほうじょう よしとき)を演じます。
小栗旬さんは、大河初主演になります。
「かまくらどの」の意味は?
「鎌倉殿」は、「かまくらでん」と呼んでしまう人もいるでしょう。
「鎌倉殿」の読みは、「かまくらどの」です。
「鎌倉殿(かまくらどの)」とは、鎌倉幕府の将軍のことです。
また、そこから転じ、鎌倉幕府そのものを指すこともあります。
源為義あるいはその子の義朝以降は清和源氏(武家)の棟梁を鎌倉家、鎌倉殿、鎌倉流とも呼ぶようにもなった。「平家物語」では「鎌倉殿」とは頼朝を指し、歴史的には源頼朝と強く結びついた言葉である。
引用:ウィキペディア
「幕府」の語は江戸中期以降用いられたものであり、鎌倉時代の武士は鎌倉幕府を「鎌倉殿」と呼んでいた。
また、室町幕府の長である足利将軍についても鎌倉幕府の継承者として捉えられ、当初は「鎌倉殿」「鎌倉将軍」の呼称が用いられていた。例えば、二条良基が著した『連歌十様』(高野山正智院本奥書)には、三代将軍足利義満を「鎌倉将軍」と呼称している部分がある。後に義満が京都室町に居宅を置くと、室町幕府将軍は「室町殿」と呼ばれるようになり、代わって室町殿の分家である鎌倉公方が「鎌倉殿」と呼ばれるようになった。
近年では[いつ?]、鎌倉殿を頼朝の名字(称号)とする学者もいる
鎌倉時代の武士は、鎌倉幕府を「鎌倉殿(かまくらどの)」と呼んでいたそうです。
「室町殿(むろまちどの)」とは、京都市上京区にあった、足利将軍の邸宅を指し、通称は「花の御所(はなのごしょ)」です。
室町幕府の名称もこれに由来しています。
室町幕府将軍は「室町殿(むろまちどの)」と呼ばれるようになりました。
むろまち‐どの【室町殿】 の解説
引用:goo辞書
京都市上京区にあった足利将軍家の邸宅。3代将軍足利義満が天授4=永和4年(1378)に造営。庭に多くの花を植えたので花の御所の名がある。
室町幕府。また、その将軍。
小栗旬のコメント
1年半にもわたり、1つのテーマ、1本のドラマに出演するという大河ドラマの経験は生涯一度は体験したい、体験しなければならない、僕にとって俳優としての大きな関門であり、夢であり、挑戦であり、恐れさえ覚える覚悟の要る仕事です。しかし2年後、40歳という節目の年に放送される大河ドラマを演れることに幸運と興奮と、大きな喜びを感じています。ましてや3度目の大河脚本となる三谷幸喜さんの練熟した筆先が、どんな義時像を描き出すのか。また僕自身、どうすれば皆さんの期待を裏切らない義時を演ずることができるのか…など、今から想像するだけでワクワク胸躍る思いです
引用:スポニチ
小栗旬さんは、今まで、大河ドラマに 1995年「八代将軍吉宗」、1996年「秀吉」、2000年「葵 徳川三代」、2005年「義経」、2009年「天地人」、2013年「八重の桜」、2018年「西郷どん」と、7作品に出演しています。
三谷幸喜のコメント
三谷幸喜さんが、大河脚本を担当するのは3回目です。
会見では次のように述べました。
2度あることは3度ある、三谷幸喜です。カルロス・ゴーンの会見に先立つこと6時間。楽しんでいってください。新しい大河ドラマを作りたい。今までこんな大河ドラマ絶対なかったというものを作りたかった
引用:スポニチ
カルロス・ゴーン氏に触れるとは、さすが三谷幸喜さんです。
タイトルについては次のようにのべています。
新しい大河を作りたいと思いまして、こんなタイトルは(いままで)ないだろうという思いで付けました
三谷幸喜さんは、「北条義時が鎌倉幕府を作るまでを描きたい」と語りました。
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