米軍がイラク・シーア派民兵組織を空爆【アメリカの動機・ソレイマニ司令官とは?】




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イラクの国営テレビは、アメリカ軍が、1月3日、現地の民兵組織を標的にした攻撃を行い、5人が殺害されたと伝えました。

首都バグダッドの北部で、3日夜、アメリカ軍が、イスラム教シーア派の民兵組織に攻撃を行ったと伝えました。

アメリカ政府からの発表はなく、詳しいことは明らかになっていません。

イラクでは、イランの影響下にあるシーア派民兵組織が活動していて、米軍との間で緊張状態が続いています。

2020年1月3日、アメリカ軍は、イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を、イラクのバグダッドで殺害しました。

米国防総省は、「海外の米国人を守るための防衛装置」を行ったと、発表しています。

ソレイマニ司令官殺害をうけて、イラン側は、激しく反発し、米国への報復を予告していました。

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アメリカの動機

アメリカのメディアによると、米軍は3日未明に、イラクのバグダッド国際空港の近くで、ソレイマニ司令官らが、乗る車両を、ドローンで攻撃したとのことです。

この攻撃で、イラクのイスラム教シーア派武装組織のムハンディス副司令官らも、殺害されました。

米国防総省は、トランプ大統領の指示で攻撃したと表明しました。

ソレイマニ司令官について、「米国の外交官と軍人を、イラクや周辺地域で攻撃する計画を進めていた」と主張しています。

2018年12月末に、米国人が亡くなった攻撃を指揮して、在バグダッド米大使館への攻撃も承認したと、述べています。

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ソレイマ司令官とは?

ソレイマニ司令官は、革命防衛隊内のエリート組織「コッズ部隊」を20年以上率いてきた人物です。

「コッズ部隊」とは、国外での作戦行動を担当します。

ソレイマニ司令官は、イランの最高指導者ハメネイ師に近い要人です。

ソレイマニ司令官は、反米姿勢の保守強硬派の代表格です。

イラン国内での支持は高く、大統領候補との声も出ていました。

・名前   ガーセム・ソレイマーニー
・生誕   1957年3月11日
・死没   2020年1月3日(62歳)
・出身   ケルマーン州ラーバル郡
・軍歴   1980年~2020年1月3日
・最終階級 少将
・部隊   ゴドス部隊

1980年9月22日、イラクがイランに侵攻した際、ガーセム・ソレイマーニーは、イランのイスラム革命防衛隊の中尉でした。

敵陣地に潜入する大胆な偵察作戦で名をはせました。

30歳で第41タサララ師団の司令官に任命されました。

2018年7月27日にBBCがイランのタスニム通信の内容を報道しました。

ソレイマニ司令官は、

兵士として、あなた(トランプ大統領)の脅威に対応するのが私の義務だ。ロウハニ大統領ではなく私と話せ。我々の大統領の品位からして、あなたに答えたりしない

引用:BBC

と述べたという。

我々はあなたが想像できないほど近くにいる。来い。準備はできている

引用:BBC

あなたが戦争を始めたら、我々が終わらせる。この戦争はあなたの持っている全てを破壊するだろう

引用:BBC

このように述べたと報じられました。




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